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阪神3-2DeNA|大山悠輔サヨナラ17号、勝利期待値22.6%から生還した総力戦

阪神
3 - 2
DeNA
2026年9月21日 | 阪神甲子園球場 | 延長11回、大山悠輔のサヨナラ17号で3-2。8回無死二・三塁で勝利期待値参考値22.6%まで低下する中、佐藤輝明・元山飛優の守備とDeNAのスクイズ失敗で無失点、工藤泰成が9・10回を2回無失点。負ければ2位転落・マジック消滅の一戦を制し、マジック10
大山悠輔
延長11回 サヨナラ17号
中川のフォーク、大山の打席まで被本塁打0
8回無死二・三塁
勝利期待値22.6%
佐藤・元山の守備とスクイズ失敗で無失点
工藤泰成
2回32球 無失点
4奪三振、最速161.3km/h。9・10回とも回跨ぎ
30 SEC REVIEW

30秒で分かる、大山まで全員でつないだ試合

  1. 01
    大山悠輔のサヨナラ17号でマジック10

    延長11回3-2。ただし最後だけ切り取ると、この試合の本質を見落とす。

  2. 02
    8回無死二・三塁、勝利期待値は22.6%まで低下

    負ければ2位転落・マジック消滅の条件下での最大の危機。3つのプレーで無失点に抑えた。

  3. 03
    工藤泰成が2回32球、4奪三振無失点

    9回・10回とも回跨ぎで無失点。9回159.4km/h・10回159.5km/hと球速も落ちなかった。

  4. 04
    昨日の8-1が、今日の8人継投を可能にした

    才木が前日7回を投げ切りブルペンを温存。2試合は完全につながっている。

最後だけ切り取れば、「大山悠輔がサヨナラホームランを打った試合」でいい。しかし2026年9月21日の阪神-DeNAは、それだけで片づけるにはあまりにも中身が濃かった。阪神は延長11回、3-2でサヨナラ勝ち。最後は大山悠輔の今季17号がレフトスタンドへ飛び込み、今季7度目のサヨナラ勝利となった。ただし、そこへ至るまでの道のりは薄氷そのものだった。先発ルーカスは3回途中で降板。阪神は先発を含めて8投手を投入。8回には無死二・三塁まで追い込まれ、勝利期待値の参考値は一時22.6%まで低下した。しかもこの試合は「普通の1勝」ではない。勝ち、または引き分けならマジック10。負ければ2位転落、マジック消滅。終盤の藤川監督の采配、工藤泰成の回跨ぎ。すべてがこの特殊な条件とつながっていた。この記事では、サヨナラ弾だけでは見えない「なぜ阪神はこの試合を落とさなかったのか」を、試合の流れ、勝利期待値、継投、守備、采配の順に整理する。

01先に結論

この試合の結論は、大山悠輔が最後に決めたから勝った、だけではない。大山まで試合を生かしたことが最大のポイントだった。8回無死二・三塁。勝利期待値22.6%。先発は3回持たず、ブルペンは総動員。9回でも決まらず、10回でも決まらない。普通なら、どこかで1点を失って終わってもおかしくなかった。

しかし阪神は、佐藤輝明の三塁守備、DeNAのスクイズ失敗、元山飛優の安定した遊撃守備、工藤泰成の2イニング、石井大智と坂本誠志郎の11回、植田海を投入した守備優先の采配で、延々と「負け」を消し続けた。その先に、大山悠輔のサヨナラ17号があった。だからこの試合は、「大山が勝たせた試合」であると同時に、「全員で大山までつないだ試合」だった。

02延長11回の試合を時系列で振り返る

1回裏、近本光司が出塁すると、森下翔太がフェンス直前まで飛ばす適時二塁打で1-0。この一打で森下は通算500安打に到達した。3回表にDeNAが追いつくと、先発ルーカスは3回途中で降板。その裏、近本→中野拓夢→森下翔太と本来の上位打線がつながり、阪神が勝ち越した(森下はこの日2打点目)。なお1死一・三塁で佐藤輝明が三塁ファウルフライ、大山悠輔も二ゴロに倒れ、追加点は奪えなかった。4回に再びDeNAが追いつき2-2。ここから長い膠着状態に入る。7回には坂本誠志郎の大飛球を度会隆輝がフェンス際で好捕し、阪神は勝ち越し機を逃した。

そして8回表、この日最大の危機を迎える(詳細は後述)。9回表は工藤泰成が三者凡退。その裏、佐藤輝明が先頭安打と盗塁でサヨナラの走者となるが、元山飛優が申告敬遠され、坂本誠志郎で決め切れず。10回表も工藤が回跨ぎで無失点、10回裏は中野拓夢が出塁するも森下翔太が三振でまたしてもサヨナラならず。11回表、石井大智が2死一・二塁まで攻められる中、藤川監督は左翼・前川右京を下げ植田海を投入(詳細は後述)。最後は度会隆輝を空振り三振で切り抜けた。そして11回裏、佐藤輝明がDeNA・中川虎大のフォークを7球連続で投げられ空振り三振。次打者・大山悠輔が、初球150.6km/hのストレートをファウルにしたあと、2球目の135.8km/hフォークをレフトスタンドへ。サヨナラ17号、阪神3-2で長い試合が終わった。

03大山悠輔が「今季被本塁打0」のフォークを仕留めた

大山悠輔のサヨナラ弾は、単に「甘い球をホームランにした」というだけではない。相手は中川虎大、武器はフォーク。大山の打席まで、そのフォークは今季94打数16安打、被打率.170、被本塁打0。少なくとも今季ここまで「ヒットにすること自体が難しく、さらに一度も本塁打にされていなかった球種」だった。その球を大山がサヨナラ本塁打にした。しかも直前の佐藤輝明には7球連続フォークで三振を奪っている。中川の側からすれば「今日、この球で押せる」という感覚があったはずだ。

TODAY'S KEY PLAYER

大山悠輔

延長11回、今季17号サヨナラ本塁打。「今季被本塁打0」のフォークを仕留めた

17号延長11回サヨナラ本塁打
135.8km/h仕留めたフォーク(初球は150.6km/hストレート)
被本塁打0中川虎大のフォーク、大山の打席まで

相手・中川虎大の武器はフォーク。大山の打席まで今季94打数16安打、被打率.170、被本塁打0という球だった。直前の佐藤輝明には7球連続フォークで三振を奪っており、中川の側には「この球で押せる」という感覚があったはず。初球のストレートをファウルにしたあと、2球目のフォークが少し甘くなった瞬間を逃さなかった。

終盤の1点勝負では、甘い球は何球も来ない。今季ここまで一度も本塁打にされていなかった球を、一振りで仕留めたことが最大の価値だった。

阪神の今季7度目のサヨナラ勝ち。

大山には初球ストレート、2球目フォーク。ここで少し甘くなった球を一発で仕留めた。終盤の1点勝負では、甘い球は何球も来ない。その1球を逃さなかったことが最大の価値だった。

04最大の危機は8回無死二・三塁、勝利期待値22.6%

大山のホームランが「結果を決めた場面」なら、8回無死二・三塁は「試合を失わなかった場面」だ。2-2の8回表、及川雅貴が四球、佐野恵太が二塁打で無死二・三塁。勝利期待値の参考値は22.6%まで低下した。ただし、この数字はMLBの大量の過去試合から同じような局面を抽出した参考値であり、NPBの12回引き分け制、個々の選手能力、球場差などは完全には反映していない。それでも、「試合が一気にDeNA側へ傾いた」ことを可視化する数字としては十分に意味がある。

DECISION FLOW8回無死二・三塁、3つのプレーで凌いだ
  1. 蝦名達夫の強い三塁ゴロを佐藤輝明が処理三塁走者を動かさず、まず1アウト。
  2. 1死二・三塁、DeNAのスクイズがワンバウンドで失敗打者が空振りし、三塁走者が挟まれてアウト。
  3. 最後は古市尊の強いゴロを元山飛優が処理無死二・三塁、勝利期待値22.6%の危機を無失点で脱出。

「DeNAのスクイズ失敗に助けられただけ」ではない。その前に佐藤が強い三ゴロを確実に処理して1アウトを取り、スクイズ後も元山が強いゴロを処理している。失敗を得点につなげさせなかった守備も重要だった。

勝利期待値の参考値は8回表開始52.4%→先頭四球45.9%→無死二・三塁22.6%まで低下していた。

佐藤輝明は最後の11回で7球すべてフォークを投げられて空振り三振、3回の1死一・三塁でも三塁ファウルフライと、試合を決める一打は出なかった。ただ今日の佐藤を打撃結果だけで評価すると重要な部分を落とす。8回無死二・三塁、前進守備での難しいバウンドをここで弾けば一気に勝ち越される可能性があった場面を、佐藤は確実に処理し三塁走者を動かさず1アウトを奪った。さらに9回には先頭安打、盗塁も決め、ヒット1本でサヨナラの走者になっている。「最後に決める佐藤」ではなかった。しかし「試合を壊さない佐藤」「勝ちにつなぐ佐藤」ではあった。

元山飛優も前日は3打点だったが、この日は守備で存在感を示した。無死二・三塁のピンチを2アウトまで持っていったあと、古市尊の強いゴロを普通に処理。超美技ではない。だが終盤の1点勝負では「普通にアウトにする」ことが最重要で、こういう守備の積み重ねが試合を壊さない。元山は打撃だけでなく、遊撃守備でも終盤戦の戦力になっている。

図1 | 勝利期待値の推移(参考値)
0% 25% 50% 75% 100% 52.4% 45.9% 22.6% 52.8% 63.7% 73.7% 100% 8回開始 先頭四球 無死二三塁 スクイズ失敗 8回終了 9回先頭安打 大山本塁打
阪神の勝利期待値(参考値)

※MLBの過去試合から算出した歴史的参考値。NPBの12回引き分け制・個々の選手能力・球場条件などは完全には反映していない。9回のサヨナラ失敗後や延長戦での「60%前後」「五分近く」といった資料上の概数は、正確な数値ではないためグラフには含めていない。

05工藤泰成が2回32球、4奪三振。回跨ぎでも159km/h台

9回から登板した工藤泰成は、まず三者凡退。普通なら、ここで終わっても十分仕事をしている。しかし10回も続投した。結果は2回32球、被安打1、無四球、4奪三振、無失点。しかも球速が落ちていない。9回のストレート平均は159.4km/h、10回は159.5km/h、最速は161.3km/h。回跨ぎをしても球威が落ちず、むしろ10回でも159km/h台を維持した。

TODAY'S KEY PLAYER

工藤泰成

9回・10回を回跨ぎ、2回32球4奪三振無失点

2回32球被安打1・4奪三振・無四球・無失点
161.3km/hこの試合の最速
159.4→159.5km/h9回→10回のストレート平均

9回は三者凡退。普通ならここで終わっても十分仕事をしているが、10回も続投した。回跨ぎをしても球威が落ちず、むしろ10回でも159km/h台を維持している。先発が早く降りた試合で、終盤に2イニングをゼロに抑えた働きは、サヨナラ弾と同じくらい重要だった。

今季50試合目、53回2/3、67奪三振、防御率約1.01、被本塁打0。

図2 | 工藤泰成、9回→10回のストレート平均球速
0 50 100 150 200 159.4 159.5 161.3 9回平均 10回平均 この試合の最速
ストレート平均 単位:km/h

※今季50試合目、53回2/3、67奪三振、防御率約1.01、被本塁打0。先発が早く降りた試合で終盤に2イニングをゼロに抑えた働きは、サヨナラ弾と同じくらい重要だった。

068人継投を可能にした昨日の8-1

今日の総力戦は、今日だけを見ていてはわからない。前日9月20日、阪神はDeNAに8-1で勝利し、先発・才木浩人が7回まで投げた。救援登板は石井大智と岡留英貴だけ。つまり神宮・木下・ドリス・及川・工藤を前日に使わずに済んだ。今日の8人継投は、昨日の大勝でブルペンを休ませられたから成立したとも言える。

COMPARE昨日は8-1、今日は3-2。まったく違う形の2連勝
9/20 阪神8-1DeNA
7回無失点先発・才木浩人
2人救援投手(石井・岡留)
9/21 阪神3x-2DeNA
2回2/3先発・ルーカス
8投手先発含め総動員

結論昨日は「早く勝負を決めて投手を休ませた」。今日は「昨日休ませた投手を総動員して耐えた」。7連戦5試合目、前日終了21:46から当日14:00開始まで16時間14分という厳しい条件で、2試合は完全につながっていた。

神宮・木下・ドリス・及川・工藤を前日に使わずに済んだことが、今日の総力戦を可能にした。

しかも前日の試合終了は21時46分、今日の試合開始は14時。前日の試合終了から今日のプレーボールまで16時間14分。7連戦の5試合目という疲労条件としては厳しい状況だった。だからこそ、昨日7回を才木が投げブルペンを温存できた意味は大きい。昨日は「打線が早く試合を決めた勝利」、今日は「昨日休ませたブルペンで耐えた勝利」。2試合は完全につながっている。

07坂本誠志郎に代打を出さなかった判断

9回裏、佐藤輝明が先頭安打、盗塁を決め、元山飛優が申告敬遠されて2死一・二塁、坂本誠志郎。ここで代打を出す選択肢は当然あった。「サヨナラのチャンスなのだから、打力を優先すべきでは」という見方は成立する。一方で、高寺望夢、立石正広らはすでに使っていた。さらに9回を三者凡退に抑えた工藤が、10回も行く可能性が高かった。坂本を下げるということは、捕手を替えるということになる。

結果として工藤は回跨ぎ、さらに11回は石井大智。坂本は最後までマスクをかぶり、先発ルーカスから7人の救援投手まで、計8投手を受けた。結果論だけで「代打を出さなかったのが正解」と断定する必要はない。ただ続行にも明確な理由があった。そして11回の石井-坂本の配球を見れば、坂本を残した意味は確かにあった。

08前川右京→植田海、「勝つ前に負けを消す」采配

11回表、2死一・二塁。藤川監督は左翼・前川右京を下げ、植田海を投入した。この判断は非常に興味深い。なぜなら、次の11回裏に前川の打席が回る可能性があったからだ。通常なら、サヨナラを狙うために打力を残したい。しかし今日の条件は特殊だった。勝ち・引き分けならM10、負けなら2位転落・マジック消滅。つまり勝ち切れなくても引き分けなら前進できる一方、負けは致命傷だった。

だから11回表は、「次に勝つこと」より先に、「ここで負けないこと」を優先する価値が高かった。前川の打力を失ってでも左翼守備を強化する。これが、「勝つ前に、まず負けを消す」采配だった。

09近本光司が戻り、森下翔太は500安打

近本光司は9月17日からこの日までの5試合で22打数11安打、打率5割。今日も2安打を記録した。初回も近本が出て森下が返し、3回も近本から中野、森下へつながって勝ち越し。阪神の得点ルートが戻っている。近本→中野→森下という形が機能すると、4番以降へ走者を残した状態で回せる。7連敗中に苦しんだ「打線が線にならない」状態から、ようやく上位打線がつながり始めている。

森下翔太は初回、フェンス直前まで運ぶ先制の適時二塁打を放ち、これが通算500安打。さらに3回にも勝ち越し打を放ち、今日の阪神3得点のうち最初の2点は森下によるものだった。最後の10回裏ではサヨナラのチャンスを仕留められなかったが、森下が序盤に2点を作っていなければ、試合そのものが成立していない。大山のサヨナラ弾が強烈だからこそ、森下の2打点を忘れてはいけない。

DETAIL DATA大山まで、全員でつないだ
選手・場面働き内容
佐藤輝明三塁守備8回無死二・三塁、蝦名の強い三ゴロを処理し三塁走者を止めた
DeNAのスクイズ失敗投球がワンバウンドとなり、三塁走者が挟まれてアウト
元山飛優遊撃守備8回最後、古市の強いゴロを処理。前日は3打点、この日は守備で貢献
工藤泰成9・10回2回32球、4奪三振、無失点。球速も落とさず
石井大智・坂本誠志郎11回2死一・二塁を無失点で凌いだバッテリー
前川右京→植田海守備固め次の打席の可能性を捨て、11回表は左翼守備を優先

「大山が勝たせた試合」であると同時に、「全員で大山までつないだ試合」だった。

10勝利期待値で見ると「阪神ファンの心電図」

今日の試合は「ずっと阪神が押していた試合」ではない。8回表開始52.4%から先頭四球で45.9%、無死二・三塁で22.6%まで低下。スクイズ失敗で52.8%まで戻り、8回終了時点で63.7%。9回に佐藤が先頭安打を放つと73.7%まで上がるが、サヨナラを決められず再び低下し、延長戦でも五分近くまで戻る展開が続いた。そして11回表を石井がゼロに抑えたあと、大山のサヨナラ本塁打で100%。何度も相手側へ傾き、何度も阪神側へ戻した。だからこそ、最後の100%が強烈だった。

11評価の限界

あえて逆から見ると

「DeNAのスクイズ失敗に助けられただけでは?」── 確かに大きな転機だった。無死二・三塁からスクイズが失敗し、三塁走者を失ったことで一気に阪神側へ流れが戻った。ただし、その前に佐藤輝明が強い三ゴロを確実に処理して1アウトを取っている。スクイズ後も元山飛優が強いゴロを処理している。「相手の失敗だけ」ではなく、失敗を得点につなげさせなかった守備も重要だった。

「9回は坂本に代打を出すべきだったのでは?」── 十分議論できる。サヨナラ機で打力を優先する考えは合理的。一方、捕手を替えた場合の工藤回跨ぎ、11回の石井とのバッテリーまで考えると、続行にも合理性がある。結果論だけで正解・不正解を断定しない方がよい場面。

「勝利期待値22.6%はNPBの本当の勝率なのか?」── 違う。あくまで過去の類似局面から算出した歴史的な参考値で、NPBの12回引き分け制、個々の打者・投手、球場、守備力などを完全には反映しない。「阪神が22.6%の確率でしか勝てなかった」と断定するのではなく、「過去の同様の局面ではかなり負け側に傾いていた」程度の使い方が適切。

12動画・関連記事

この試合の本質は、「サヨナラホームラン」だけではない。阪神は相手が勝ち越せる場面を8回・9回・10回・11回と何度も消した。打線も何度も決め切れなかった。それでも試合が終わらなかった。これが大きい。優勝争い終盤は、きれいな勝ち方ばかりではない。打線が爆発して勝つ日もある。先発が完封する日もある。そして今日のように、全員で泥臭く試合を生かし、最後に一発で終わらせる日もある。昨日は8-1、今日は3-2。まったく違う形の2連勝。これは終盤戦ではかなり大きい。打って勝てる。守って勝てる。耐えて勝てる。優勝争いの最後に必要なのは、きれいな勝ち方ではなく、勝ち方を選ばず勝つことなのかもしれない。

この試合は、勝利期待値の推移を追うと「どれだけ危なかったか」がより分かりやすくなります。8回無死二・三塁で22.6%。そこからスクイズ失敗で一気に五分へ。9回に73.7%まで上がるも決め切れず、延長に入ってまた五分近くまで戻る。動画では、この“阪神ファンの心電図”を試合の流れに沿って詳しく振り返っています。

13SOURCES / 参照データ

※本記事の数値は2026年9月21日試合終了時点のスナップショットです。勝利期待値は過去の試合データに基づく歴史的な参考値であり、NPBの延長・引き分け制度、選手個々の能力、球場条件などを完全に反映したものではありません。采配、配球、選手起用等に関する評価には筆者の分析・見解を含みます。

免責: 本記事はNPB公式記録、球団発表、報道、公開データ、試合映像・投球データ等をもとに独自に整理・分析したものです。勝利期待値は過去の試合データに基づく歴史的な参考値であり、NPBの延長・引き分け制度、選手個々の能力、球場条件などを完全に反映したものではありません。采配、配球、選手起用等に関する評価には筆者の分析・見解を含みます。数値は記事作成時点の公開情報をもとに整理しています。特定の選手、監督、球団、ファンを誹謗中傷する目的はありません。