【阪神2-3中日】才木浩人8回無失点も逆転負け 阿部寿樹を敬遠しなかった9回を得点確率と打者成績で検証
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この試合を「阿部寿樹を敬遠していれば必ず勝っていた」と断定するのは正しくありません。満塁にすればドリスの制球状態を考えると押し出しや暴投のリスクがあり、次の石伊雄太も簡単な打者ではありませんでした。ただし、それでも2死二、三塁になった時点で、阿部を歩かせる選択には十分な合理性がありました。阿部はその打席に入る前から対右投手.315、得点圏.412、代打.300という数字を残しており、7月は2本塁打6打点、前日8月6日にも代打で2点タイムリーを放っていました。一方、2025年NPB全体のデータでは2死二、三塁から1点以上入る確率は22.7%、2死満塁では25.9%で、満塁にする状況コストはわずか3.2ポイント。その小さくないが限定的なコストと引き換えに、最も警戒すべき代打との勝負を避ける選択は十分に考えられました。そして9回裏、中日・松山晋也はもっと大きな四球リスクを受け入れながら、危険な打者に甘いストライクを投げませんでした。今日の9回は「打たれた投手」と「抑えた投手」の差だけでなく、誰と勝負しどこまで四球を許容するかという判断が、非常に対照的に見えた試合でした。
8回が終わった時点では、阪神が勝つ試合に見えました。佐藤輝明が初回、髙橋宏斗から23号2ラン。才木浩人は8回114球を投げ、許したヒットはわずか2本、フォアボール1つ、8奪三振、無失点。2対0で9回へ入りましたが、それが終わってみれば2対3。前日はガルシアの2戦連発で連敗を止めた直後、ドリスが9回に3点を失い、阪神は首位争いの中で痛い逆転負けを喫しました。最も目立つのは守護神の救援失敗ですが、この試合を「ドリスが打たれた」で終わらせると、かなり重要なものを見落とします。最大の論点は、2死二、三塁で迎えた代打・阿部寿樹との勝負でした。
01試合概要 ── 才木8回無失点、佐藤23号も9回に逆転負け
京セラドーム大阪 / 観客数36,191人 / 試合時間3時間00分 / 勝:藤嶋健人 / 敗:ドリス / セーブ:松山晋也(20セーブ目)
| 項目 | 阪神 | 中日 |
|---|---|---|
| 得点 | 2 | 3 |
| 安打 | 4 | 5 |
| 三振(打者) | 14 | 9 |
1回裏、近本がヒットで出塁し中野が送りバント、髙橋宏斗の暴投もあり近本が三塁へ。2死三塁から佐藤輝明が157キロ・156キロの直球を見せられた後、132キロのカーブを捉えセンターへ23号2ラン。阪神が2対0と先制しました。才木浩人が8回無失点、髙橋宏斗も初回以降は立て直し2対0のまま9回へ。しかし9回表、ドリスが福永・村松のヒットと暴投で無死満塁を作られ、サノーの三振の後、石川のショートゴロで1点、二盗で2死二、三塁となったところで代打・阿部寿樹と勝負し、逆転2点タイムリーツーベースを浴びました。9回裏、阪神も中野のヒットからチャンスを作りましたが、大山がフルカウントからフォークに空振り三振、髙寺がセンターフライに倒れ、2対3でゲームセットとなりました。
02才木浩人 ── 前回5回2/3から今回8回無失点への修正
この敗戦でも、才木浩人の投球は絶対に埋もれさせたくありません。今日の成績は8回・114球・被安打2・フォアボール1・8奪三振・無失点でした。
| 登板 | 投球回 | 球数 | 被安打 | 失点 |
|---|---|---|---|---|
| 7月31日 ヤクルト戦 | 5回2/3 | 116球 | 9 | 3 |
| 8月7日 中日戦 | 8回 | 114球 | 2 | 0 |
前回は初回、長岡秀樹に初球先頭打者ホームランを浴び2回までに3失点しましたが、そのまま崩れたわけではなく、3回・4回は三者凡退、5回は三者連続三振と立て直し、116球で降板しました。今日は、その後半の才木を1回から持ってきたような内容でした。114球は前回より2球少ないのに、投げたイニングは5回2/3から8回へ伸びています。三振だけを狙って球数を使うのではなく早いカウントでアウトを取る場面も増え、球速は終盤に少し下がっても致命的な一球を投げませんでした。今日の才木は「球が速かった」以上に「試合を壊さなかった」ことを評価したいところです。試合後、藤川球児監督も才木について8回まで十分な仕事をしたとして高く評価しています。
03髙橋宏斗5回9奪三振 ── 阪神は攻略していない
中日先発・髙橋宏斗の数字も強烈でした。5回・80球・被安打3・9奪三振・フォアボールなし・2失点。15個のアウトのうち9個が三振で、阪神が2点を取ったからといって「髙橋宏斗を攻略した」と表現するのは違います。むしろ大部分の打席では阪神打線が押されていました。
髙橋宏斗の真っすぐは150キロ台中盤、この日は最速157キロ。それでも失点したのは初回の佐藤輝明への一球でした。1球目157キロ直球で空振り、2球目156キロ直球でボール、3球目132キロカーブがホームラン。速球で押し込みながら、速度を落としたカーブを一発で仕留められました。髙橋宏斗はその後、佐藤との再戦では高速帯の真っすぐとスプリットを中心に組み立て、三振を奪い返しています。「エースが悪かったから2失点」ではなく、圧倒的な球を投げていたが、たった一球を佐藤が逃さなかった。投手戦は、こういう一球で決まるはずでした。
04佐藤輝明の23号 ── 投手戦を動かす一発の価値
佐藤輝明の23号は、7月26日の巨人戦で打った22号以来、12日ぶり。しかも、この2本には共通点があります。7月26日は佐藤の22号ソロで阪神1対0巨人、村上頌樹が完封。今日は佐藤の23号2ランで8回終了時点で阪神2対0、才木浩人が8回無失点。どちらも、打線が大量得点した日のホームランではありません。
投手戦でほとんど点が入らない中、佐藤の一振りがスコアを動かしました。4番のホームランは、10対2の試合で出ても1点、0対0の投手戦で出ても1点。記録上は同じ1本でも、試合の中で持つ価値は違います。今日の23号は、本来なら「才木の好投を勝利につなぐ決勝弾」として語られていてもおかしくありませんでした。
05阪神打線4安打14三振 ── 追加点不足は消せない
阪神打線は最終的に4安打・2得点・14三振。得点は初回の佐藤の2ランだけで、2回から9回までの8イニングでヒットは2本しかありませんでした。髙橋宏斗が5回9奪三振だったのは確かに強烈ですが、髙橋が降板した後も得点できませんでした。
6回は近本がフォアボールで出ましたが、中野の三振と近本の盗塁失敗で走者を失い、8回は元山がフォアボール、熊谷が代走、梅野が送りバントで1死二塁を作りましたが、福島・近本で返せませんでした。「髙橋宏斗がすごかったから仕方ない」だけでなく、追加点を取る場面はありました。才木が8回をゼロに抑えたから2点で足りていただけで、9回に一度崩れれば一気に逆転される点差でした。打線を敗戦の主犯にする必要はありませんが、「勝ったとしても課題として残るはずだった部分」が、敗戦によってより大きく見える形になりました。
069回表最大の論点 ── なぜ阿部寿樹と勝負したのか
ここからが、この試合最大の論点です。9回表、ドリスは福永・村松に連打を許し暴投で二、三塁、細川へのフォアボールで無死満塁。サノーを三振に取った後、石川昂弥のショートゴロの間に1点を失い2対1、2死一、三塁となりました。ここで一塁走者の代走・樋口正修が二盗を成功させ、2死二、三塁となったことが非常に大きな意味を持ちます。
もし1死ではなく2死一、三塁のままなら、阿部を歩かせることで一塁走者を二塁へ進める、つまりこちらから逆転走者を得点圏へ送ることになります。しかし二盗が決まった後は違います。すでに三塁は同点走者、二塁は逆転走者。ここから阿部を歩かせても、その2人は一歩も進みません。増えるのは一塁走者だけで、2死満塁になります。さらに満塁なら一塁・二塁・三塁・本塁のどこでもフォースアウトが取れます。状況が変わったのだから、盗塁の前と後で「阿部と勝負するか」を再評価する余地がありました。それでも阪神は阿部と勝負し、1ボール1ストライクからの3球目、直球をレフトフェンス直撃の逆転2点タイムリーツーベースを浴びました。
07阿部寿樹はなぜ危険な打者だったのか
ここで重要なのは、今日の逆転ツーベースを加えた後の数字を使わないことです。打たれた後の数字で「ほら危険だった」と言えば、それこそ結果論になります。阿部が打席に入る前の数字を見る必要があります。
| 項目 | 成績 |
|---|---|
| 打率 | .276 |
| 出塁率 | .379 |
| 長打率 | .418 |
| 対右投手打率 | .315 |
| 得点圏打率 | .412 |
| 代打打率 | .300 |
さらに直近では、7月は11打数3安打・2本塁打・6打点、7月21日は2打席連続ホームランで5打点、8月6日には代打で2点タイムリー、7月2日の阪神戦でも延長11回2死一、三塁から代打で勝ち越しタイムリーを放っていました。つまり、8月7日の逆転打を見なくても「この場面で一番打たれたくない打者の一人」と判断できる材料は十分にありました。
08満塁にする「コスト」を得点確率で検証
ここでは2025年NPB全体のアウト・塁状況別データを参考にします。重要なので繰り返しますが、これは阪神の勝率でも「阿部を敬遠すれば勝てた確率」でもありません。2025年NPB全体で、そのアウト数・走者状況から1点以上入った割合を示す一般的なデータです。個別の投手能力、打者能力、球場、点差、打順などは入っていません。
| 状況 | 確率 |
|---|---|
| 2死二、三塁 | 22.7% |
| 2死満塁 | 25.9%(+3.2pt) |
それでも、塁を埋めることによる一般的な「状況コスト」を見る参考にはなります。2死二、三塁から満塁へ移ることで増える得点確率は3.2ポイント。そのコストを払って、得点圏.412・対右.315・代打.300の阿部を避ける選択は、少なくとも十分に検討する価値のあるものでした。
09その裏の中日・松山晋也 ── 佐藤には無理せず、大山にはフォーク連投
その裏を見ると、さらに対比が際立ちます。中日は3対2と逆転し守護神・松山晋也。中野がヒット、森下がファウルフライで1死一塁。佐藤の打席中にワイルドピッチで中野が二塁へ進み1死二塁、一塁が空きました。今日すでにホームランを打っている佐藤の結果はフォアボールでした。公式記録上は申告敬遠ではないため「中日が佐藤を敬遠した」と断定するべきではありませんが、一塁が空いた状態で無理にゾーンへ投げ込み佐藤に打たせる形にはなりませんでした。1死二塁35.1%と1死一、二塁36.1%の差はわずか1.0ポイントで、塁を一つ埋める状況コストは比較的小さく、今日ホームランを打っている佐藤と無理に勝負しないという判断には合理性があります。
| 球 | 球速 | 球種 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 1球目 | 155.5km/h | ストレート | ファウル |
| 2球目 | 154.8km/h | ストレート | ファウル |
| 3球目 | 154.0km/h | ストレート | ボール |
| 4球目 | 149.2km/h | フォーク | ボール |
| 5球目 | 149.3km/h | フォーク | ボール |
| 6球目 | 149.3km/h | フォーク | 空振り三振 |
1死一、二塁から大山を歩かせれば1死満塁。2025年NPB全体の「その回に1点以上入る確率」は1死一、二塁36.1%に対し1死満塁59.5%で、差は23.4ポイント。阿部を歩かせる場面の3.2ポイントとは、塁状況が大きく違います。満塁にするデメリットはかなり大きく、普通に考えれば「これ以上ボールは投げにくい」「ストライクを取りに来るのでは」と思う場面です。しかし松山の6球目は149.3キロのフォーク、3球連続フォークでした。ボールなら満塁でしたが、それでも甘い直球でストライクを取りにいかず、自分の一番強い球で勝負しました。
松山晋也のフォークは今季の最大の武器です。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 被打率 | .191 |
| 空振り率 | 30.9% |
| フォークでの奪三振 | 22個(全31奪三振の約71%) |
つまりフルカウントであっても、「ストライクを取れる球」ではなく「最も打者を打ち取れる球」を選びました。中日バッテリーが「大山は歩かせてもいい」と考えていたと断定することはできませんが、事実としてボールなら満塁になる3ボール2ストライクから、松山はフォークを選びました。大山の後ろは髙寺、さらに熊谷、梅野と下位方向へ進みます。最悪の四球リスクを受け入れてでも大山に甘い球を投げなかったこの姿勢が、9回表の阪神の阿部勝負と非常に対照的でした。
10ドリスを責めるだけでは足りない、首位争いの重み
もちろん、最も直接的な敗因はドリスの3失点です。しかし起用そのものを「間違いだった」とするのも違います。ドリスは試合前まで38試合、防御率1.25、19セーブという成績で、2点リードの9回に守護神を出すこと自体は自然な判断でした。試合後、藤川球児監督もドリスがこれまでしっかり仕事をしてきたことを踏まえて責めることはせず、才木についても8回まで十分な仕事をしたと評価しています。だから論点は「ドリスを使ったこと」ではなく、状態が明らかに悪い日にどうやって最後の一つを取るか、配球・打者選択・敬遠という選択肢・盗塁後の状況変化まで含め、チーム全体で守護神を助ける余地がなかったのかを考えたいところです。
この日は2位巨人もヤクルトに0対1で敗れ、試合前のゲーム差は1でした。阪神が勝っていれば巨人とのゲーム差を2へ広げられる夜でしたが、阪神も敗れたためゲーム差は1のまま。試合後は阪神54勝43敗1分、巨人53勝44敗2分。「巨人も負けたから差が縮まらなかった」と考えることもできますが、首位争いでは、相手が負けた日は差を広げる最大のチャンスでもあります。先発が8回無失点、4番が2ラン、8回終了時点で2点リードとかなり勝ち筋が揃っていたからこそ、「仕方ない1敗」では済ませにくいところです。一方で、才木浩人の内容の修正、佐藤輝明の12日ぶりの一発、前川右京のヒットなど、すべてを暗く見る必要もありません。ドリスも今日一日だけで、今季ここまでの38試合の仕事を否定する必要はなく、必要なのはこの試合を次にどう生かすかです。
11反対意見・別視点
阿部敬遠は結果論ではないか:逆転打の結果を見てから言うだけなら結果論です。しかしこの記事では、逆転打を含めない打席前の成績と、盗塁後の塁状況を根拠にしています。そのため「必ず敬遠が正解」とはしませんが、「敬遠を有力な選択肢として検討すべきだった」とは言えます。
満塁にしたらドリスは押し出していたかもしれない:その通りで、当日の制球状態を考えれば大きな反論になります。だから敬遠が絶対解ではありません。ただし、阿部に長打を許すリスクと、満塁で次打者に向かうリスクを比較する必要はありました。
石伊や鵜飼に打たれたら同じではないか:その可能性はあります。野球に100%はありません。ただ、采配は結果ではなく、その時点でどちらのリスクを選ぶかで評価するべきで、阿部の事前成績は明確に警戒材料が多いものでした。
松山は大山を歩かせるつもりだったわけではないのでは:その通りで、中日の意図を断定してはいけません。言えるのは、フルカウントからボールになり得るフォークを選び、甘いストライクを取りにいかなかったという事実までです。
得点確率をそのまま采配の正解に使えるのか:使えません。今回の22.7%、25.9%、36.1%、59.5%は2025年NPB全体の塁・アウト状況別データであり、2026年8月7日の阪神対中日の個別勝利確率ではありません。打者、投手、球場、点差を反映していないため、あくまで「塁状況を変える一般的なコスト」の目安として使うものです。
12今後の注目点
- 次に2死二、三塁で強打者を迎えた時の判断。今日の阿部勝負がチームの基本方針なのか、それとも相手打者・後ろの打順によって柔軟に変えるのか。
- ドリスの立て直し。今季ここまでの実績は十分であり、今日だけで守護神失格という話ではない。次のセーブ機会で真っすぐ・スプリット・制球がどう戻るか。
- 才木の「球数効率」が続くか。前回116球で5回2/3、今回114球で8回。三振と早いアウトを両立できれば、エースとして非常に大きい。
- 阪神打線が先発降板後に追加点を取れるか。今日は髙橋宏斗だけでなく中日リリーフ陣からも得点できなかった。
- 髙橋宏斗の右手の状態。試合中に右手を気にするような様子が見られたが、具体的な降板理由は未確認。今後、球団や本人から説明が出るかを確認したい。
- 巨人との1ゲーム差。直接対決だけでなく、相手が負けた日に勝ち切れるか。優勝争いではこうした取りこぼしが後から効いてくる。
13まとめ ── 結果論ではなく、その時点の情報で判断する
2026年8月7日の阪神対中日は、2対3で阪神の逆転負けでした。結果だけなら「才木浩人が8回無失点」「佐藤輝明が23号2ラン」「ドリスが9回3失点」「阿部寿樹が逆転2点タイムリー」という試合ですが、しかし、この試合で本当に考えたいのは9回の「誰と勝負するか」でした。
2死二、三塁。阿部を歩かせても同点走者と逆転走者は進みません。阿部は逆転打を打つ前から、対右.315、得点圏.412、代打.300。直近にも勝負どころの一打を重ねていました。一方、その裏の中日・松山は一塁が空いた佐藤に無理をせず、大山にはフルカウントから3球連続となるフォークを選びました。ボールなら満塁でしたが、それでも自分の一番強い球を投げました。今日の9回で見えたのは「敬遠したか、しなかったか」という単純な話だけではありません。どの打者に打たれるリスクを取るのか、どこまで四球を受け入れるのか、後ろの打順まで含めてどこから最後のアウトを取るのか。結果論ではなく、その時点で持っていた情報を使って判断する。そう考えると、阪神の阿部勝負にはもう一度検証する価値があります。そして首位争いは1ゲーム差のまま。才木の好投と佐藤の一発を、次はきちんと勝利につなげられるか。この敗戦をただ「守護神が打たれた日」で終わらせず、次に同じ場面が来た時の判断につなげたいところです。
14動画でも詳しく話しています
試合映像の流れに沿って、才木と髙橋宏斗の投手戦、佐藤の23号、そして9回の阿部勝負までラジオ形式で詳しく振り返っています。「阿部を歩かせるべきだった」は本当に結果論なのか、打席前の数字とその裏の松山晋也の配球まで含めて動画でも検証しています。