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【阪神0-7DeNA】大竹は悪くない 平良の対左対策と終盤6失点で見えた本当の敗因

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阪神
0 - 7
DeNA
2026年7月20日(月) | 阪神甲子園球場 | 7回まで0-1、8回以降に6失点
試合結果
阪神0-7DeNA
7回終了時点では0-1だった
大竹耕太郎
5回2/3・1失点
木下里都と合わせ7回1失点
平良拳太郎
阪神左打者を封鎖
左打ち5人が12打数無安打
先に結論

この試合の本質は、阪神投手陣全体がDeNA打線に打ち込まれたことではありません。大竹耕太郎と木下里都は7イニングを投げて5安打1失点。好調DeNA打線を十分に抑えていました。それ以上に良かったのが平良拳太郎です。今季は右打者より左打者に苦しんでいましたが、この日はフォーシーム・シンカー・スライダー・カットボールを使い分け、阪神の左打ち野手を12打数無安打に封じました。

試合が壊れたのは8回以降です。セベリーノと津田淳哉は合計2イニングで65球、4安打、3四球、6失点。大竹と木下が7イニングかけて守った1点差を、最後の2イニングで大きく広げられました。阪神打線も、平良を110球で降ろした後にDeNAのリリーフ陣から一本も打てず、上位4人が14打数無安打では得点は難しいものでした。0対7という結果は重いものの、大竹の復調と木下の成長まで否定する試合ではありません。

2026年7月20日、阪神甲子園球場で行われた阪神タイガース対横浜DeNAベイスターズは、0対7で阪神が敗れました。最終スコアだけを見れば投打ともに何もできなかった完敗に見えますが、7回終了時点では0対1。阪神先発の大竹耕太郎は現在セ・リーグで最も勢いのあるDeNA打線を相手に5回2/3を1失点、木下里都も残ったピンチを抑え、7回まで1点差を保っていました。しかしDeNA先発の平良拳太郎が、本来は苦手としている左打者への対策を見事に成功させ、8回にはセベリーノが連続四球からエンカーナシオンに3ランを浴び、9回には津田淳哉も3失点。1点差の投手戦が最後の2イニングで0対7へ変わりました。

01試合概要 0対7の大敗、しかし7回までは1点差だった

阪神甲子園球場 / 阪神:3安打0得点・0失策 / DeNA:9安打7得点・2被本塁打・0失策 / 勝:平良拳太郎 / 敗:大竹耕太郎

イニング別得点
チーム123456789
DeNA0000100337
阪神0000000000
図1 | イニング別・累計得点の推移
0 2 4 6 1 2 3 4 5 6 7 8 9
阪神 DeNA

試合を3つの区間に分けると見え方が変わります。1回から7回は阪神0対1DeNA、8回だけで阪神0対3DeNA、9回でさらに阪神0対3DeNA。阪神が9イニングを通して一方的に打たれ続けたわけではありません。7回までは宮下朝陽のソロホームランによる1点だけでした。

大竹耕太郎と木下里都が試合を作り、阪神打線が平良拳太郎から点を取れないまま終盤へ入りました。8回と9回に6点を失い、最終スコアの印象が大きく変わった一戦です。

02大竹耕太郎は十分に役割を果たした

大竹耕太郎・投球成績
項目内容
投球回 / 球数5回2/3 / 101球
被安打 / 被本塁打 / 奪三振5 / 1 / 3
与四球 / 失点1 / 1(試合後防御率2.67)

失点は宮下朝陽のソロホームランだけでした。現在のDeNAはエンカーナシオン加入後に1試合平均6.13得点、平均9.81安打、平均1.50本塁打を記録している打線です。その打線を相手に、大竹は5回2/3を5安打1失点。「負け投手だから悪かった」と評価する内容ではありません。

球数が101球まで増えた点は課題に見えますが、今のDeNA打線はファウルで粘り、際どい球を見極め、簡単に打席を終わらせません。大竹は苦労しながらも四球を一つに抑え、自分から大量失点の形を作りませんでした。主な球種はフォーシーム36球・ツーシーム25球・チェンジアップ23球の3球種だけで84球、全101球の約83%を占めています。速球系を軸にチェンジアップを混ぜ、打者のタイミングを外す投球でした。

6回表、大竹はエンカーナシオンに10球を投げて四球を与え、続く宮﨑敏郎にも内野安打を許して一、二塁となったところで木下里都へ交代。現在のDeNA打線は、走者がたまった瞬間に一発や連打で大量得点へつなげます。8回のエンカーナシオンの3ランが、まさにその形でした。木下が蝦名達夫を見逃し三振に抑えたことで、大竹の失点は1点のまま確定。この火消しがなければ、大竹の数字も試合展開も大きく変わっていました。

木下里都・投球成績
項目内容
投球回 / 球数1回1/3 / 19球
被安打 / 奪三振0 / 1
与四球 / 失点1 / 0(試合後防御率2.42)

大竹と木下の合計は7回120球、被安打5、被本塁打1、奪三振4、与四球2、失点1。好調DeNA打線を7回まで1点に抑えた事実は、明日以降へつながります。木下は先発と勝ちパターンの間をつなぐ役割で、さらに使いやすい投手になりつつあります。先発が5回から6回で降りた時に複数イニングを任せられる存在は、9連戦で特に重要になります。

03平良拳太郎、本来苦手なはずの左打者を完全封鎖

平良拳太郎・投球成績
項目内容
投球回 / 球数6回 / 110球
被安打 / 奪三振3 / 7
与四球 / 与死球 / 失点2 / 1 / 0(試合後防御率3.65)

阪神は平良に110球を投げさせました。球数だけを見れば何もできなかったわけではなく、四球や死球で走者も出しています。しかし、得点圏で一本が出ませんでした。平良はピンチでも球種を減らさず、最後まで狙い球を絞らせませんでした。

平良拳太郎・球種配分
球種球数割合
フォーシーム38約34.5%
シンカー23約20.9%
スライダー2220.0%
カットボール18約16.4%

横から投げる右投手という印象だけなら、外へ逃げる変化球を中心に考えたくなります。しかし平良は、シンカーで左打者の外側を使うだけでなく、カットボールやスライダーで内側にも動かしました。さらに140キロ台半ばのフォーシームをストライクゾーンへ入れ、打者は横の変化だけでなく、球速差にも対応しなければなりませんでした。

試合前・対左打者
.305
  • 118打数36安打
  • 被本塁打4、右打者より約1割高い被打率
この日・阪神の左打ち5人
0/12
  • 近本光司・福島圭音・佐藤輝明・髙寺望夢・小幡竜平
  • 投手大竹を含む左打者全体でも14打数1安打

試合前の平良は対右打者の被打率.206に対し、対左打者は.305。阪神が左打者を並べた判断には明確な根拠がありました。今日の結果を加えた暫定の左右別成績は、対右打者104打数22安打・被打率約.212、対左打者132打数37安打・被打率約.280。左打者の方が打っている傾向は依然として残っていますが、この日に限っては平良の対左打者対策が完全に勝りました。

04佐藤輝明への配球に見るDeNAの準備

佐藤輝明は4打数無安打、平良との対戦では3打数無安打でした。特に6回の第3打席が象徴的な内容です。

6回・佐藤輝明の打席(対平良拳太郎)
球種・球速結果
1球目フォーシームボール
2球目フォーシームボール
3球目約127km/h スライダーファウル
4球目約145km/h フォーシーム見逃しストライク
5球目約128km/h スライダー空振り三振

2ボールとなり、打者有利のカウントでした。ここから平良はスライダーでストライクを取り、速いフォーシームを見せ、最後にもう一度スライダーを振らせています。ポイントは、外へ逃げる球だけに頼らなかったことです。佐藤にフォーシームを意識させたことで、最後のスライダーとの球速差が大きくなりました。内外だけでなく、速い球と遅い球の両方を頭に入れさせた配球です。

捕手の意図や佐藤の狙いを断定することはできません。ただし、同じ方向・同じ速度の球を続けず、佐藤に狙いを絞らせなかったことは投球結果から確認できます。次に平良と対戦する際は、単に左打者を並べるだけでは足りません。早いカウントのフォーシームをどう仕留めるか、内側へ動くカット系をどう処理するか、追い込まれる前に打者側から勝負を動かせるか。ここまで準備する必要があります。

05阪神打線、上位4人が14打数無安打

阪神・上位4人の打撃成績
打者打数安打備考
近本光司40三振0
福島圭音30三振1、死球1、盗塁1
森下翔太30三振2、四球1
佐藤輝明40三振1

上位4人合計は14打数0安打、4三振、1四球、1死球。近本、福島、森下、佐藤が一本も打てなければ、5番以降が単発で出塁しても得点につながりにくくなります。

大山悠輔は4打数2安打。平良が得意とする右打者でありながら、阪神で唯一複数安打を記録しました。球を引きつけ、センター方向を意識した打撃ができていましたが、その前後が切れました。阪神の3安打は大山悠輔2安打・大竹耕太郎1安打・その他の野手0安打で、長打はゼロでした。

2回裏は大山のセンター前ヒットと髙寺望夢の四球で走者を置いたものの坂本誠志郎・小幡竜平・大竹耕太郎が続かず無得点。3回裏は福島圭音の死球と盗塁、森下翔太の四球で佐藤輝明に回りましたがセンターフライで無得点。5回裏は大竹のレフト前ヒットから上位打線へ戻りましたが近本・福島が続かず、6回裏も大山の内野安打を後続が生かせませんでした。走者は出しても、返す打球がありませんでした。

阪神は平良を6回110球で降板させ、粘って球数を使わせるという意味で一定の成果はありました。しかし7回以降は9人連続でアウト。DeNAのリリーフ3投手(宮城滝太・レイノルズ・松本凌人)合計は3回33球、被安打0、奪三振2、失点0。「今日は平良が良すぎた」だけで打線の問題を終わらせることはできません。相手先発が降りた後にも、反撃のきっかけを作れませんでした。

068回・9回で試合が崩れた理由

セベリーノ・投球成績
項目内容
投球回 / 球数1回 / 33球
被安打 / 被本塁打 / 奪三振1 / 1 / 0
与四球 / 失点2 / 3(試合後防御率9.00)

8回表、セベリーノは先頭の牧秀悟に四球、続く佐野恵太にも四球。無死一、二塁からエンカーナシオンに3ランホームランを浴びました。ホームランはエンカーナシオンの粘りと技術を評価すべき一打です。ただし、阪神側の問題はその前にあります。走者なしで打たれればソロホームランで1点、四球を二つ与えたため3点になりました。

勝ちパターンの投手に求められるのは球速や空振りだけではありません。僅差の終盤で、自分から危機を広げないことが必要です。セベリーノは150km/hを超えるフォーシームを持つ左投手で素材としては魅力がありますが、この日はエンカーナシオンへの9球中8球がスライダー。ファウルで粘られている間に、打者の目とタイミングが合いました。現時点の評価は、球威は勝ちパターン候補、制球の再現性と走者を置いた場面の安定感は要確認、高い負荷の場面はまだ任せにくい、というところです。一度の失敗だけで見切る必要はありませんが、現段階で勝ちパターンに固定するのも早いといえます。

津田淳哉・投球成績
項目内容
投球回 / 球数1回 / 32球
被安打 / 奪三振3 / 0
与四球 / 失点1 / 3(試合後防御率4.32)

9回は0対4。勝敗がかなり厳しくなった場面でしたが、津田もDeNAの勢いを止められませんでした。古市尊にヒット、神里和毅に四球、勝又温史にタイムリー、三森大貴の進塁打と盗塁で二、三塁、佐野恵太のフィルダースチョイスで1点、柴田竜拓の犠牲フライでさらに1点。中心打者だけでなく、途中出場の選手、下位打線、代走、守備固めまで得点に関わりました。これが現在のDeNA打線の厚みです。

1大竹+木下
先発+つなぎ・7回120球
失点1
2セベリーノ+津田
8回・9回、2回65球
失点6

試合全体を「阪神投手陣が7失点」とひとまとめにすると、この違いが消えます。先発と木下は試合を作りました。終盤の若いリリーフ2人が、ストライクを安定して取れず、好調打線の勢いを加速させました。

阪神は工藤泰成・ドリス・岩崎優など主力リリーフを投入しませんでした。0対1の8回にセベリーノを起用した時点では、まだ十分に試合圏内だったためです。結果として3点を失い、9回は津田が登板しました。0対1で負けても0対7で負けても、順位表上は同じ1敗です。9連戦全体を考えれば、大差となった後に主力リリーフを消耗しなかった点には意味があります。ただし、温存できたから問題がないわけではありません。主力を休ませながら、代わりに投げる投手が僅差を守れるか。勝ちパターン以外の投手で、どこまで試合をつなげられるか。長いシーズンを戦う上で、中継ぎの層は重要になります。

07エンカーナシオン加入後、別チームになったDeNA打線

エンカーナシオンが一軍に加わった7月2日以降、DeNAは明らかに得点力を上げています。7月2日から7月20日までの16試合で11勝4敗、引き分け1つ、98得点、1試合平均得点6.13、本塁打24(1試合平均1.50)、安打157(1試合平均9.81)、チーム打率約.279、得失点差はプラス50。4得点以上が16試合中13試合、5得点以上が9試合、二桁得点も3試合ありました。

6月終了まで(71試合)
.391
  • 27勝42敗、引き分け2つ
  • 平均得点約3.52、平均本塁打約0.58
7月2日以降(16試合)
.733
  • 11勝4敗、引き分け1つ
  • 平均得点6.13、平均本塁打1.50

得点ペースは約1.7倍、ホームランのペースは約2.6倍に上がっています。もちろん、これはエンカーナシオン一人だけの効果と断定できません。牧秀悟、佐野恵太、宮﨑敏郎に加え、勝又温史、蝦名達夫、宮下朝陽など複数の打者が同時に機能しています。エンカーナシオンが4番に入ったことで、牧と佐野を警戒しても、その後ろで長打を打てる打者が待つ形になりました。打順全体の圧力が上がり、相手投手は息をつける場所が少なくなっています。

エンカーナシオン個人は7月20日終了時点で15試合、62打数23安打、打率.371、本塁打4、打点19、長打率約.613。この日の8回も、単に甘い球を一振りで打ったホームランではありませんでした。牧秀悟と佐野恵太が四球で出塁し、エンカーナシオンはセベリーノのスライダーを何度もファウルにし9球目まで粘っています。8球目のファウルの後には治療のため試合が一時中断しました。何が当たったかは速報だけでは断定できませんが、その直後の一球をレフトスタンドへ運んでいます。ホームランの飛距離だけでなく、打席を終わらせなかった粘りも見逃せません。

08藤浪晋太郎、甲子園登板は実現するか

7月22日の第3戦では、藤浪晋太郎の先発が有力視されています。正式な予告先発が出るまでは確定ではありませんが、実現すればDeNA移籍後初めて古巣阪神と対戦し、甲子園では阪神に在籍していた2022年以来4年ぶりの登板となります。阪神ファンにとっては懐かしさと楽しみがある一方、制球への不安は消えていません。

藤浪晋太郎・直近登板
日付登板内容
7月1日二軍・中日戦6回・3安打・2四球・6奪三振・0失点
7月11日一軍・巨人戦3回・94球・6四球・3失点(初回3者連続四球)
7月18日二軍・日本ハム戦1/3回・27球・4安打・2被本塁打・2四球・6失点

二軍通算は11試合、3勝2敗、防御率3.57。数字だけを見れば、二軍で常に打ち込まれているわけではありません。問題は良い投球と悪い投球の差が大きく、制球を次の登板でも再現できるかどうかです。上原浩治氏も、一軍登板後に軸となる球が見えないこと、上半身と下半身のタイミング、リリースの安定性について厳しく指摘していました。

阪神ファンとしては、かつて甲子園を沸かせた藤浪を見たい気持ちはあります。ただし抜け球への不安もあり、DeNAファンから見ても、チームが好調な中で藤浪を先発させることに期待と不安の両方があるでしょう。実現すれば、良い意味でも悪い意味でも大きな注目を集める試合になります。阪神としては感傷に流されず、フォアボールだけを待つのでもなく、ストライクを取りに来る球を確実に仕留めたいところです。

09反対意見・別視点

あえて逆から見ると

大差になったのだから、終盤の6失点は気にする必要がない── 確かに順位表では一敗です。ただし8回開始時点は0対1で、セベリーノの登板は完全な敗戦処理ではありません。僅差を守れる投手の選択肢を増やすためにも、制球の課題は無視できません。

好調DeNA相手なら0対7も仕方がない── 相手の状態が良いことは事実です。それでも大竹と木下は7回まで1点に抑えており、抑えられない相手ではありません。阪神側が四球を減らし、先に得点できれば試合は変わります。

平良が良かっただけで阪神打線に問題はない── 平良の投球は見事でした。ただし平良降板後も無安打で、上位4人がノーヒット、長打もゼロ。相手投手の好投だけでは説明しきれません。

9連戦なので今日の試合は捨ててもよかった── 大差になった後に主力リリーフを温存した判断には合理性があります。しかし7回までは1点差で、最初から捨て試合だったわけではありません。勝ちに近づくための打線とリリーフの選択は検証する必要があります。

10明日以降の注目点

  • 阪神打線が先に点を取れるか。今日の大竹は1失点だった。先発が試合を作っても、打線がゼロでは勝てない。明日は序盤から走者を返す一本が必要になる。
  • 近本、森下、佐藤の上位が立て直せるか。上位4人が14打数ノーヒット。特に森下と佐藤が同時に止まると、前川右京が離脱している打線では得点ルートが細くなる。
  • 木下をどの場面で使うか。木下はピンチを抑え、複数イニングをゼロ。9連戦では非常に価値のある役割を果たせる。
  • セベリーノの次回起用。次も僅差で使うのか、点差のある場面で制球を確認するのか。首脳陣の評価が見える。
  • 好調DeNA打線をどう分断するか。エンカーナシオンだけを抑えても終わらない。フォアボールを減らし、走者をためないことが最優先になる。

11まとめ ── 良かった部分と悪かった部分がはっきり分かれた試合

阪神はDeNAに0対7で敗れました。しかし、大竹耕太郎は5回2/3を1失点。木下里都も1回1/3をゼロに抑え、7回までは0対1でした。現在のDeNAは、エンカーナシオン加入後16試合で11勝4敗、引き分け1つ。98得点、24本塁打、1試合平均6.13得点という強力打線ですが、その相手を大竹と木下は十分に抑えました。

まとめ

勝負を分けたのは平良拳太郎でした。試合前は左打者への被打率が.305でしたが、この日は阪神の左打ち野手を12打数無安打。フォーシーム・シンカー・スライダー・カットボールを使い分け、佐藤輝明にも狙い球を絞らせませんでした。阪神打線は上位4人が14打数無安打。平良を110球で降ろしても、リリーフ陣から一本も打てませんでした。

8回にはセベリーノが連続四球からエンカーナシオンに3ラン、9回には津田淳哉も3失点。主力リリーフを温存できた意味はあるものの、勝ちパターン以外の投手で僅差を守る難しさも明らかになりました。9連戦はまだ続きます。シーズン全体を考えれば毎日すべての力を使い切る必要はありませんが、一試合一試合を雑に扱う余裕もありません。大敗を必要以上に引きずらず、大竹と木下の好材料は残し、打線とリリーフの課題は明日から修正してほしいところです。まずは好調DeNAの連勝を止めること。そして藤浪晋太郎の甲子園登板が実現するなら、懐かしさは試合前まで。試合が始まれば、阪神が勝つための攻撃を徹底してほしいところです。

12動画でも詳しく話しています

試合の流れ、平良拳太郎の対左打者対策、佐藤輝明への配球、大竹耕太郎と阪神リリーフ陣の評価については、動画でも詳しく振り返っています。

免責: 本記事は、NPB公式記録、球団公式情報、一球速報、公開されている報道およびデータをもとに構成しています。球種、配球、打者の狙い、投手起用に関する内容には公開情報をもとにした分析や個人的な見解を含み、選手・監督・コーチ・球団関係者の意図を断定するものではありません。エンカーナシオンの打席中の治療については一球速報で中断が確認できますが、負傷の原因や部位は断定していません。藤浪晋太郎投手の7月22日の先発については記事作成時点で有力視されている情報をもとに扱っており、正式な予告先発・公示・球団発表によって変更される可能性があります。速報値と公式記録で数字が異なる場合は公式記録を優先してください。選手や球団への誹謗中傷を目的とした記事ではありません。