NPB / 戦力分析 2026交流戦 12球団総まとめ 勝敗 × WAR差分 × 個人成績
交流戦1位
西武
14勝3敗1分・内容も本物
WAR差分1位
ソフトバンク
14勝4敗・打撃で支配
投手力
日本ハム
14勝4敗・北山0.44
セ最上位
巨人
10勝6敗2分・きれいに耐えた

2026年交流戦総まとめ|勝敗 × WAR差分 × 個人成績で12球団を徹底分析 2026年交流戦はパ・リーグ優勢で終了。1位は西武(14勝3敗1分)で打つ・守る・抑えるが揃い、2位ソフトバンク(14勝4敗)はWAR差分トップの打撃支配、3位日本ハム(14勝4敗)は投手力で押し切った。巨人はセで最もきれいに耐え(10勝6敗2分)、ロッテは勝敗とWAR差分のズレが面白い。オリックスは順位以上に内容が良く、中日・ヤクルト・広島・阪神・DeNAは「数字はあるのに勝てなかった」組。阪神は6勝12敗9位だが森下翔太・佐藤輝明・髙橋遥人は良かった。楽天は4勝14敗で苦しい。順位表だけでは見えない12球団の現在地を、勝敗・WAR差分・交流戦限定個人成績で整理する。

2026年6月20日 公開 2026 セ・パ交流戦 総括 📊 NPB全体・戦力分析

2026年の交流戦が終了しました。結果だけ見れば「パ・リーグが強かった」印象が非常に強いシリーズで、上位は西武・ソフトバンク・日本ハムのパ勢が並び、セ勢は全体的に苦戦しました。ただ、交流戦は勝敗表だけで終わらせるにはもったいない。勝ったチームはなぜ勝てたのか、負けたチームは内容まで悪かったのか、各チームで評価を上げた選手は誰か。この記事では2026交流戦を「勝敗順位」「交流戦前後のWAR差分」「交流戦限定の個人成績」の3視点で整理します。

NPB分析の関連記事:📊 【12球団】表ローテ最強決定戦(3連戦指数ランキング) / 森下翔太の成長曲線(WAR・wRC+・ISO)。直近の阪神戦:📄 阪神11-3DeNA(交流戦明け初戦・首位タイ返り咲き)

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2026年交流戦は「パ・リーグ優勢」で終わった

PACIFIC DOMINANCE

2026年交流戦は、パ・リーグ勢の強さが目立つ結果になりました。特に上位3球団は強烈で、勝敗だけでなくWAR差分でも上位。単なる勢いではなく、内容面でも強かったと見てよさそうです。一方でセ・リーグ勢は全体的に苦戦し、巨人は10勝6敗2分で踏みとどまったものの、阪神・DeNA・広島などは勝敗面でかなり厳しい交流戦になりました。

交流戦 12球団 勝敗順位(勝率を視覚化)

1 🦁 西武14勝3敗1分 .824
2 🦅 ソフトバンク14勝4敗 .778
3 🐗 日本ハム14勝4敗 .778
4 🦖 巨人10勝6敗2分 .625
5 🌙 ロッテ10勝6敗2分 .625
6 ⚾ オリックス9勝8敗1分 .529
7 🐉 中日7勝11敗 .389
8 🐦 ヤクルト6勝11敗1分 .353
9 🐯 阪神6勝12敗 .333
10 🎏 広島5勝12敗1分 .294
11 ⭐ DeNA5勝13敗 .278
12 🦅 楽天4勝14敗 .222
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今回の見方 ―― チームはWAR差分、個人は交流戦限定成績

METHOD

今回はチーム評価と個人評価を分けて見ます。チーム評価は交流戦前後のWAR差分(打撃・投手・守備・総合)を使い、交流戦を通じてチーム評価がどれだけ動いたかを見ます。個人評価はNPB公式の交流戦限定成績を中心に確認します。

指標意味
OPS出塁率+長打率。打撃力の総合目安
ISO長打率-打率。純粋な長打力の目安
K-BB%三振率-四球率。三振を取れて四球が少ない投手内容
WHIP1イニングあたりの出塁許可数。少ないほど安定

注意:WAR差分は「交流戦限定WAR」ではなく、交流戦前後のチーム評価の変化を見る前後比較です。個人成績は交流戦限定成績を中心に扱っています。

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勝敗も内容も強かった3球団 ―― 西武・ソフトバンク・日本ハム

THE STRONG 3

1🦁 西武14勝3敗1分

勝敗1位・内容も本物

勝敗だけでなく、打撃・投手・守備のすべてで評価を上げた理想的な短期決戦。長谷川信哉が打率.367・OPS.932・2本9打点で交流戦首位打者。平良海馬は防御率0.86・21回19奪三振・WHIP0.62と支配的、隅田知一郎は26回29奪三振・K-BB%28.3%。「打つ・守る・抑える」が揃った交流戦の最強チームでした。

2🦅 ソフトバンク14勝4敗

WAR差分1位・打撃で支配

勝敗は西武に次ぐ2位だが、WAR差分ではトップ。打撃面の上昇が大きく、打線の破壊力で交流戦を支配。栗原陵矢が打率.282・OPS1.0287本19打点・ISO.408、近藤健介も打率.328・OPS1.012・4本12打点で打線に厚み。大津亮介は防御率1.23・22回24奪三振・K-BB%25.3%と投手も崩れませんでした。

3🐗 日本ハム14勝4敗

投手力で押し切った

ソフトバンクと同じ勝敗。特徴は投手力で、投手WARの伸びが大きく安定して試合を作った。野手ではレイエスが打率.350・OPS1.151・5本10打点・ISO.350と圧巻。北山亘基は防御率0.44・20回2/3で3勝、福島蓮も21回25奪三振(9回換算10.7)・防御率1.29。投手力で勝ち切った交流戦でした。

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耐えた・内容で評価したい3球団 ―― 巨人・ロッテ・オリックス

ENDURED / CONTENT

4🦖 巨人10勝6敗2分

セで最もきれいに耐えた

セ・リーグ勢で最もきれいに交流戦を乗り切った。打撃・投手・守備のバランスが良く、セ全体が苦しむ中で評価を上げた。松本剛が打率.365・OPS.893(本塁打はないが安打と出塁で支える)、ダルベックは打率.246・OPS.783・3本9打点と長打で押し上げ、井上温大は防御率2.29・19回2/3で18奪三振。順位争いでかなり得をした球団です。

5🌙 ロッテ10勝6敗2分

勝敗とWAR差分のズレが面白い

巨人と並ぶ上位組だが、WAR差分はそこまで大きくない。つまり打撃や投手で圧倒したというより、守備・接戦・試合運び・要所の個人成績で勝ったチーム。西川史礁が打率.329・OPS.905・K%13.9/BB%10.1と三振が少なく四球も取れる好内容、ソトは打率.306・OPS1.070・4本13打点、ジャクソンは防御率0.95・19回18奪三振。勝敗とWAR差分のズレが面白いチームです。

6⚾ オリックス9勝8敗1分

順位以上に内容が良い

勝敗は中位だが、WAR差分は上位寄り。打撃・投手・守備をバランス良く上げ、順位以上に内容は評価できる中川圭太が打率.333・OPS.844・K%10.7、エスピノーザは防御率0.89・20回1/3で21奪三振・K-BB%22.4%・WHIP0.84、九里亜蓮も24回2/3で30奪三振(9回換算10.9)。派手さ以上に中身を評価したい交流戦でした。

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数字はあるのに勝てなかった ―― 中日・ヤクルト・広島

GOOD STATS, NO WINS

7🐉 中日7勝11敗

内容は壊れていないが勝ち切れず

負け越しだが、内容が完全に壊れているわけではない。打撃も投手も少しずつ積みつつ、勝敗に変換できなかった。石川昂弥が打率.281・OPS.907・4本8打点・ISO.298と長打力が目立ち、金丸夢斗は防御率1.29・21回17奪三振、マラーも防御率2.75・19回2/3。良い選手がいながら勝ち切れない交流戦でした。

8🐦 ヤクルト6勝11敗1分

投手は積んだが勝ち切れず

苦しい交流戦だが、投手面は一定の上積み。打撃の伸びが小さく守備も苦しかったことが勝敗に響いた。サンタナは打率.236もOPS.849・3本7打点・BB%16.4と出塁と長打で貢献、奥川恭伸は防御率1.71・21回19奪三振・K-BB%22.2%・WHIP0.86、山野太一も20回2/3で20奪三振。投手の頑張りを勝利に変えきれませんでした。

10🎏 広島5勝12敗1分

数字ほど勝てなかった

WAR差分では中位級で、順位ほど内容が悪いわけではない。打撃も投手も積んでいるのに勝敗に結びつかなかった。坂倉将吾が打率.261・OPS.707・2本9打点で打点面に貢献、岡本駿は防御率2.25・20回18奪三振・WHIP0.75とランナーを出さず、床田寛樹も18回で防御率2.00。接戦・守備・得点効率をさらに見たくなるチームです。

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セの苦戦組 ―― 阪神・DeNA

HANSHIN & DENA

9🐯 阪神6勝12敗

崩壊ではないが勝敗が重い

かなり苦しい交流戦だが、崩壊とまでは言い切れない。はっきり良かった選手がいる。森下翔太が打率.318・OPS1.008・4本9打点・ISO.303と復調がはっきり、佐藤輝明も打率.302・OPS.884・3本8打点・BB%13.5で主軸は死んでいない。髙橋遥人は防御率1.29・21回21奪三振・3勝・K-BB%22.2%・WHIP0.86と非常に良い内容。良い選手がいる一方で勝てなかったのは、下位打線・守備・打線のつながり・中継ぎ運用が勝敗を重くしたためです。

11⭐ DeNA5勝13敗

打撃は伸びたが守備が重い

打撃は伸びている。問題は投手と守備で、打っても守り切れない形が苦しさにつながった。蝦名達夫が打率.274・OPS.806・2本9打点で上積み役、佐野恵太は打率.313・OPS.777と打率面で結果。東克樹は防御率3.72・19回1/3・WHIP1.03とランナーを出しすぎてはいないが、チーム全体では投手の伸びが小さかった。打撃のプラスを守備と投手で相殺してしまった交流戦でした。

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勝敗も指標も苦しい ―― 楽天

RAKUTEN

12🦅 楽天4勝14敗

勝敗も指標も苦しい

勝敗も指標もかなり苦しい交流戦。打撃・投手・守備がそろって下がり、チーム全体で評価を落とした。ただし個人の好材料はある。マッカスカーが打率.275・OPS.810・3本10打点、瀧中瞭太は防御率0.90・20回19奪三振・K-BB%21.1%・WHIP0.85と内容が良く、黒川史陽は打率.283・出塁率.362。良い選手は一部いるものの、チーム全体ではかなり苦しい交流戦でした。

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交流戦MVP候補をデータで見る

MVP CANDIDATES
区分選手主な数字
打撃①レイエス(日本ハム)OPS1.151・ISO.350・5本。打率も長打も高い完成度
打撃②栗原陵矢(ソフトバンク)7本19打点・OPS1.028。本塁打と打点のインパクト
首位打者長谷川信哉(西武)打率.367・OPS.932。優勝を支えた
投手①北山亘基(日本ハム)防御率0.44・3勝・WHIP0.92
投手②(内容)隅田知一郎(西武)K-BB%28.3%。三振を取れて四球が少ない
阪神視点森下翔太OPS1.008・4本・打率.318。苦境で評価を上げた
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交流戦12球団の6タイプ分類

6 TYPES

① 勝敗も内容も強い

西武 / ソフトバンク / 日本ハム
勝敗もWAR差分も上位。本物の強さ

② セで最もきれいに耐えた

巨人
バランス型でセ最上位、順位争いで得

③ 順位以上に内容が良い

オリックス
勝敗は中位もWAR差分は上位寄り

④ 勝敗とWAR差分のズレが面白い

ロッテ
圧倒ではなく守備・接戦・要所で勝つ

⑤ 数字はあるが勝てなかった

中日 / ヤクルト / 広島 / 阪神 / DeNA
好材料はあるが勝敗に変換できず

⑥ 勝敗も指標も苦しい

楽天
全体的に評価を落とした。個人に一部好材料

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まとめ ―― 順位表だけでは見えない交流戦だった

SUMMARY

2026年の交流戦は、順位表だけでは見えない差がかなりありました。西武・ソフトバンク・日本ハムは勝敗も中身も強いチーム。巨人はセで最もきれいに耐えたロッテは勝敗とWAR差分のズレが面白いチームでした。一方で、広島・阪神・DeNAは良い選手がいるのに勝敗に変えきれず、楽天は個人の好材料はあってもチーム全体ではかなり苦しい交流戦でした。

交流戦は、単なる順位表だけで終わらせるにはもったいない。数字を見ると、勝った理由も、負けた理由も、次の課題も見えてきます。阪神でいえば、森下・佐藤・髙橋遥人という「勝てなかった中での好材料」を、リーグ戦再開後にどう勝ちへ変えるかが問われます。

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動画でも詳しく話しています

YOUTUBE

勝敗順位・WAR差分・交流戦限定の個人成績で12球団を1つずつ整理し、西武・ソフトバンク・日本ハムの強さ、巨人の粘り、ロッテのズレ、阪神・DeNA・広島の課題、そして交流戦MVP候補まで詳しく話しています。

🎥 動画で見る|2026交流戦 12球団総まとめ(勝敗×WAR差分×個人成績)(YouTube)

免責:本記事は、NPB公式の交流戦成績・個人成績、NPB BASEMENTのWAR等、公開データをもとに構成しています。WAR差分は「交流戦限定WAR」そのものではなく、交流戦前後のチーム評価の変化を見るための前後比較として使用し、個人成績は交流戦限定成績を中心に扱っています。数字は確認時点の情報をもとにしており、公式発表や記録修正により変更される場合があります。特定の選手・球団・関係者への誹謗中傷を目的とした内容ではありません。